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前川 藤夫; 和田 政行*; 池田 裕二郎
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 450(2-3), p.467 - 478, 2000/08
被引用回数:6 パーセンタイル:44.13(Instruments & Instrumentation)崩壊熱の新しい測定装置である「全エネルギー吸収スペクトロメータ」を開発した。これは1対の大型BGOシンチレータ(120mm100)により、放射化した試料から放出される線と線のエネルギーを100%に近い検出効率で測定するものである。スペクトロメータの性能を調べるために14-MeV中性子源を用いた実験を行った結果、1分から400日の幅広い冷却時間範囲において、およそ6~10%の精度で崩壊熱を測定することができた。この実験から、今回開発したスペクトロメータの高検出効率、耐高計数率性、高精度、広いダイナミックレンジ等の特徴が明らかになった。また、本スペクトロメータは原子核崩壊のQ値測定への応用が可能であることを示した。
小島 康明*; 浅井 雅人*; 長 明彦; 小泉 光生; 関根 俊明; 柴田 理尋*; 山本 洋*; 河出 清*
Applied Radiation and Isotopes, 49(7), p.829 - 834, 1998/00
被引用回数:4 パーセンタイル:38.63(Chemistry, Inorganic & Nuclear)高崎研TIARAのオンライン同位体分離器を用いて中性子欠損核Laの線最大エネルギーを測定し、崩壊エネルギーQ値を求めた。LaはMo(Ar,3p1n)反応で生成させ、-同時計数測定を行った。線はプレナー型HPGe検出器で、線は同軸型HPGe検出器で測定し、線スペクトルは別に測定した単色陽電子に対する応答関数を使って解析し、線最大エネルギーを決定した。崩壊に伴う線を選別することにより、Laの高スピンと低スピンの異性体のQ値として、それぞれ7700100keV,7910400keVが初めて得られた。これらから求められる質量の値を各種の質量公式による値と比較したところ、Jaeneckeらの式が最もよく実験値と一致することがわかった。
長 明彦; 生田 智彦*; 河出 清*; 山本 洋*; 市川 進一
Journal of the Physical Society of Japan, 65(4), p.928 - 934, 1996/04
被引用回数:16 パーセンタイル:71.31(Physics, Multidisciplinary)中性子欠損核のBaとCs同位体の+線最大エネルギーを高純度ゲルマニウム(HPGe)検出器を用いて測定した。線源は20MVタンデム静電加速器で加速したS,ClのイオンビームをMoターゲットに照射し、核反応生成物をオンライン同位体分離器で質量分離することで得た。線スペクトルの解析にはHPGe検出器の単一エネルギー陽電子線に対する応答関数を用い、線最大エネルギー及び軌道電子捕獲崩壊のQ値(Q値)を求めた。BaのQ値を初めて実験的に求めると共に、他の同位体のQ値についても精度を向上した。
苫米地 顕; 藤沢 登; 飯田 浩正; 杉原 正芳; 関 昌弘; 本多 力*; 笠井 雅夫*; 沢田 芳夫*; 小林 武司*; 伊藤 裕*; et al.
JAERI-M 85-083, 403 Pages, 1985/07
この報告書はIAEA主催のINTORワークショップ、フェーズIIA、パート2の日本のナショナル・レポートの第XI、XII、XIII章に相当するものである。本フューズでは、幾つかの重要技術課題の検討及び科学的、技術的データベースの評価を行った。その結果INTORの設計をアップグレードするための修正が必要となった。主要な修正点は、プラズマのべー夕値、運転シナリオ、炉寸法の縮少、中性子フルーエンス、トリチウム生産ブランケット、プラズマ位置制御コイルの組込みに関するものである。上記の章に於いて炉概念修正の経緯及び修正後の設計概要について述べる。
伊藤 公孝; 井上 早苗*; 津田 孝
JAERI-M 9067, 5 Pages, 1980/09
トロイダルプラズマの短波長バルーニング不安定性についてイオン温度の非等方性の効果が解析された。安定条件として8n(Te+T)/B≦が得られる。ここでは等方圧力の場合の値の上限である。磁場に平行な粒子加熱を受ける場合は、等方圧力のを超えた値の達成が可能である。